第五回 : 登場人物 (2004年5月18日)
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画面調和

登場人物をセル画調に描写すれば、
更に「動き」に関してはクオリティーを上げる事が可能だったが、
反面、背景やクリーチャーと絡ませた場合に生じる「不調和」」が懸念される。

壁を叩き割る策として、「写実」と「絵」の中間を狙う事にした。
キャラクター重視の作品ではないので、なるべくデザインも抑えている。
(この作品に萌えやら何やらを望まれても困りまっせ。)


髪の毛は非常に厄介

エフィーの風になびく髪の毛。アレは非常に扱いにくい素材である。
シーン的に考えても、あの場面で髪が固定された状態で動かなければ、
風の強さも空気感も伝わらない。 どうしても必要になってくるのだ。

ただ、髪の毛の演出にはflaファイル上、かなり大量のレイヤー数を必要とする。
当然、レイヤーの枚数が増えれば増える程に重くなる。

髪の動きを重視すると、表情が固くなり
表情
を重視すると、髪の動きが固くなる。

まぁ、完成品が結構重いのは言うまでもないが、これでも容量をダイエットしたのである。

今回の反省を踏まえ、今後はあまり髪の毛を動かさずに済む
キャラクターを制作していきたいと思う。

最後に勘違いされると困るので、はっきりと書いておくが、
スキン頭しかいない世界になるわけではないので、あしからず。
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MAKING OF EVIL SPIRIT HUNTING
【EVIL SPIRIT HUNTING 制作秘話】